3/15胆管炎

今日は朝からLINEがきた。ICUから出て初めて!ちょっとは、手が動くようになってきたのかな?
トイレも自分で行けるようになって、昨日はできなかったトイレからの立ち上がりができるようになったらしい!オムツは今日までにしてもらった。

今日、鼻の管を取ると言ってたけど、移植の手術が入っているらしく、きっと今日ははずせないかもって看護師さんが言ってたらしい。

本当にいい加減な医師たちだな。言ってることが、コロコロ変わるよ。

お腹が痛いって言ってるのは、相変わらず。また腹帯を外しているらしいけど、なんなんだろう?

 

医師たちは、敗血症のことを、胆管炎って言ってたけど、大きくまとめたような言い方だな。

胆管で炎症が起これば、全部胆管炎ってことになる。ごまかした感じだな。

 

 

概要


胆管に細菌感染が起こったものを、急性胆管炎といいます。胆管とは、肝臓でつくられた胆汁の通り道で、肝臓から十二指腸までの太さ0.5~1.0㎝、長さ10~15㎝の管をさします。

 

原因


急性胆管炎の多くは、何らかの要因で胆管が閉塞し胆汁の流れが滞り、胆管内部の圧力が高まることで起こります。また、胆汁に細菌が感染することも原因の1つです。

胆管が閉塞する原因として、次のものが挙げられます。

胆管にできた結石
何らかの良性病変により胆管が狭くなる
胆管の手術後、吻合部(手術で縫い合わせた部分)が狭くなる
悪性腫瘍により胆管が狭くなる


以前までは胆管の結石(総胆管結石)がもっとも多い原因でした。しかし近年では、悪性腫瘍によるものや、硬化性胆管炎*、胆管の内視鏡検査や処置など良性病変などを原因とする症例が増えています。急性胆管炎の原因のうち、悪性腫瘍が占める割合は約10~30%と報告されています。

*硬化性胆管炎:肝内の胆管や肝外の胆管に多発して炎症による狭窄(きょうさく)(狭くなること)を起こし胆汁のうっ滞を起こす病気です。

 

症状


胆管炎の最も典型的な症状は、発熱、黄疸(皮膚や白目部分が黄色くなる症状)、右上腹部の痛みです。 発熱や右上腹部の痛みは、急性胆管炎の患者さんの80%以上にみられます。また、黄疸は60~70%程度と報告されています。 なお、より重い急性胆管炎のケースでは、これらの症状に加えて、ショックや意識障害が起こることもあります。