10/17術後説明

雨の中、病院に行って来ました。

看護師さんから、点滴を入れ替えているとかで、もう少し待っていて下さいと言われ、携帯どうしましょうか?と言われたので、

「一応、持っては来たんですけど、義弟に携帯持って来てって言ったってことは、さびしくて家族に連絡したいとかじゃないし、なんで携帯が必要なのかもわからないので、渡すのはやめようと思います。面会がダメってこともわからないような頭なので、携帯渡して、また術前みたいにいろんなところに電話かけたり、メールしたりしたら、本人の信用もなくなるので」

看護師さん「そうですね。なんで必要なのか、あとで聞いてみましょう。今はまだアンモニアの値も高いし、点滴や痛みもあるだろうし、ICUというところでまだぼっとしていることもありますが、病棟に移ったり、リハビリをやったりしてじょじょにはっきりしてくると思います。」

ちょっと安心。

約束の時間から1時間が過ぎ…面会へ。

本人の様子は、家族が会いに来ても、全然嬉しくない様子(に見える)。

だけど、帰ろうとすると、もう帰っちゃうの?全然面会来てくれないといじけて文句。

何度も言ってるけど、ICUは面会できないし、コロナでそもそも面会できないのに、今日は先生の術後説明ということで、入れてもらえたんだよ。もうまたしばらく来れないからね。

だいたい感染症に気をつけないといけないんだから、外部の人とあんまり接触しちゃいけないんだよ!

って言っても、全然わかっていない様子。

携帯は?と聞かれたので、ICU携帯の持ち込みはできないし、今のその頭だと渡せないよ。一般病棟に移ってから、もう少しよくなってからね。と渡さなかった。

さらに30分後に外科医が登場。(執刀医ではない)

外科医「長男の臓器がとても優秀なので、元気に動いています。頭もこんなもんだと思います。」

「こんなもんって、これ以上よくはならないんですか?おかしいこと言ってるんですけど!」

外科医「その程度はあると思います。アルコール性の人は脳が萎縮しているので。術後のせん妄がひどかった時に、CTを撮ったら、少し脳の萎縮が見られました。それと脳出血もあったので。言ってませんでしたっけ?よくあることですが、脳外科にも診てもらって、後遺症とかは何もなく大丈夫と言われています。頭はリハビリなど動くようになれば、もう少しハッキリすると思いますが、私から見て、おかしいということはありません。」

「精神科に、今後もかかると聞いていますが?依存症は診てもらえないんですか?」

外科医「ここの病院では、精神科に通院するということはありません。あくまでも術前の診察というだけです。絶対やってはいけないのは、飲酒するということです。ドナーに対する冒涜です。ただ飲んでしまう方はいますので、ご家族できちんと話して下さい。」

「どのくらいの確率で飲んでしまうんですか?」

外科医「そこまでは数えていません」(わからないんかい!)

外科医は…顔を見て目を見て話せないタイプ。すごく話がわかりにくい。

態度が横柄に見えるタイプ。残念です。

説明するのも、すごく嫌そうに話をして、帰りたい素振りをしているように見えるタイプ。

本人はこの外科医が執刀してくれたというけれど、本当なの?

 

看護師さん「携帯は大丈夫でしたか?」

「特に何も必要なさそうだったので、渡しませんでした。もしまた何かあったら、いつでも電話下さい。わがままですが、よろしくお願いします。」

看護師さん「わかりました。でもすごく回復はいいですよ」

 

医療者に感謝。

 

長男もいるし、しばらくは、穏やかに暮らしたい。