11/30面会

朝、義弟に、実家のベッド移動したことと、先週の処置と退院のことをメール報告。

 

面会受付で、胆汁の処置のため、看護師に呼ばれたと言ったら、病棟に電話せずに、面会カードを渡された。

病室に行ったら、本人が医療ミスだと騒いでいる。退院が1か月後になったらしい。

看護師に、外科医の話が聴きたいと言うと、看護師も良く分からない状態なので、自分も話が聴きたいと言って、外科医を呼んでくれた。

外科医

先週、内科的手術をしたが、腹水が思ったように減らないので、血液科や感染専門にも相談して、違う処置をすることにした。その処置に1か月かかる。

脾臓が大きくなっていて、血小板が少ない。

あらゆる可能性を考えて、違う科と連携して、良くしていこうとしている。

長男の臓器はよく働いていて、ずっと胆汁を作ってくれている。それに応えるためにも、いい状態にしていきたいから、本人ももう少し頑張って下さい。

最低でも1か月入院。処置はやってみないとわからない。

今までは、手術の時に脾臓も摘出していたが、この病院では摘出しない方針。脾臓は免疫にも関わる。ただいろいろ処置をしても、改善がみられない場合は、脾臓の摘出もあるが、そうなるとまた手術になるので、入院が長引く。

術前の状態から考えると、今のこの状態は、歩いて、食事がとれて、手術は成功。

このままということではないので、やれることをやって、退院できるようにしたい。

常識から考えて、カップラーメンはやめるように。(あなたが許可したんでしょ!)

お菓子も常識的な範囲内で。常識的ってどのくらいですか?と聞くと、う~~~ん、2~3個?(人の常識ほどあいまいなものはない)

もう退院のことは言わないで。かなり手をかけている患者なので、いろいろ文句を言われると凹む。(へ~~)

看護師からも術前みたいな態度になってきてるって言われている。(看護師はそんなこと言ってない)

 

だったら、なんで腹水が減って、退院って言ったのよ?

だいたい、術後6週間から2か月以内に退院。最長でも術後2か月って言ったじゃん!(別に退院して欲しいわけじゃないけど)

しかもこの状態で成功って今更言われてもね。術前は、ちゃんと元に戻るって言うから、手術したんだよ。ここまでで成功と言うだったら、手術やらなかったよ!

録音しておくべきだったかと思ったけど、ちゃんと元に戻れるかどうかは、何回も確認したこと。絶対に言ってない!!

元に戻れると思ってるから手術するって言った!(そもそも外科医からの術前の説明はないからね。執刀医と内科の医師だけ)

 

医療者は絶対に言わない。患者はいいことばかり覚えている。(患者のせいにしたか…呆れる)

 

まぁ、説明に多々問題もあり、文句もあるけどまな板の上のコイだし患者は人質。

看護師も、あの先生は仕方ないという感じ…

でも外科医に問題はあっても、一生懸命やってくれているのは確かだし(病院の成績にも関わるからね)、説明の仕方気をつけろよって感じ。

 

説明が終わって、看護師と話していたら、義弟が来てくれた。

退院が1か月延びたことを伝える。一緒に胆汁の処置も見てくれた。

本人は相当落ち込んでるけどね。今週退院だと言われてたんだから。

まだ1か月もあるから、iPhoneiPadのSIMを次回渡すことにした。

看護師さんにいつ来れます?って聞かれて、土曜日にまた胆汁の処置をやることに…

前のベッドから、患者と看護師さんとの話声が…

患者「あの横柄な医者、なんて名前?」

看護師(笑いながら)「〇〇先生のことですか?」

聞こえてきた私たち(看護師さんと義弟)は、「あっちもか…」

でもその先生は長男の執刀医なんだけどね。手術の腕は別だよね。

看護師さんに「あっちもこっちもそういう感じなんですね?」って聞いたら、

看護師「まぁ、そうです。」って笑っていた。仕方ないよね。人間だもの。

その後に、回診が…

執刀医は機嫌が悪いのか、一切私には何も言わず、本人に「まぁ、少しずつ頑張りましょう」って言ったら、外科医が「今日は少し長く本人とお話しました」って言って、そしたら執刀医が「このボトルなんだ。取り換えろ!」って外科医に向かって怒ってた。う~~ん、外科医も中間管理職か…大変だわ。

 

義弟が帰る時に、売店に本人と行った。

水曜日退院だと思って、買い物をしたらしく、またチャージしてくれと、相変わらずのクソなので、飲み物だけ購入。

今日は、お煎餅とチョコレートと水を持参している。

売店でたところで、内科の医師に久しぶりに会った!

「退院が1か月も延びちゃったんですよぉ~たまには、本人も診て下さい」て言ったら、

内科の医師「外科だからねぇ~でもカルテは診ていますよ」

「術前は、あんなに毎日お会いしていたのに、寂しいです」

内科の医師「術前は、移植を受けさせるために、必死だったですからね」

「一緒に歩いてくれたりしていましたよね。ありがとうございます。」

内科の医師「そういうことも大事なんですよ」

「最低、1か月入院って言われて、この先どうなるのか…」

内科の医師「術前にあんなに悪かったし、でも、もうすぐだと思いますよ。長男さんは立派ですよ。長男さんのためにも、もう少し頑張って下さい。ちゃんと退院できるようにしますから」

 みんな医師は長男のことを褒めてくれる。本当にいい子。

 

しばらくして、外科医がボトルを取り換えに来た。

外科医「少し落ち着きましたか?」だって!あなたの方が興奮してたけど?

とりあえず、まだ少し頑張りましょうということになった。

途中で、内科の処置をした医師が来て、肺の感染予防のために、薬を使うということで、本人の体調からは、吸うタイプの薬を使う。1か月に1回。蒸気のような薬を30分間吸いながら、吸った薬が肺に満遍なくいきわたるように、上半身を動かす。

上半身を動かすって、医療って案外原始的だよね。

 

トイレも自分で行けるようになって、歩くことも大丈夫。あとは、立ち上がりだけだけど、あと1か月も入院なら、クリアできそうだよね。

正月はどうなるかな?

髪の毛が伸びちゃってるから、院内の床屋で切ろうか。退院したあとに、どこに切りに行ったらいいかも不安だし。

カット4,000円高い…けど、もう3か月以上、切ってないし、仕方ない。

嫌だけど、現金を渡した。絶対、それ以外に使ったらダメだよ!(使うよね…諦め…)

 

帰りに、生命保険会社と義母に報告メール。

義母から、初めて返信メッセージが!!義弟が実家にいるのかな?

 

弁護士に費用全額を振込。月末に1万円ずつなんて、絶対に忘れるから…

 

先が見通せないけど、やれることだけやっておこう。

こっちが病みそう…(病んでる…)