6/23無症候性細菌尿

今日の緊急外来は本人1人で。

また処置室になっていたので、看護師さんに聞いたら、処置室も医師で、部屋がないだけですと言っていたらしい。じゃ~昨日の「一応」ってなんなの?

今日もまた新しい先生だったらしい。病院のHPを見ると、担当医とか当番医とかなってて、担当してくれた先生の名前がでてない。

若い先生でよく話を聴いてくれて、本人的にはとても良かったらしい。

その際のやりとりを本人のブログにUPされていた。

 

こころの旅 (kokoronota.blogspot.com)

 

6月23日 泌尿器科受診
頻尿があまりに辛いため、昨日訪問看護師と相談の上、先週の尿検査結果を問い合わせの上で外来診察の予約を取り、通院をした。ちなみに昨夜は尿意のため5回夜間に目が覚めた。

はじめての医師で、これまでの泌尿器科の診察医では最も説明も丁寧でわかりやすかった。

こちらからの主張と質問事項

・今回膀胱炎という検査結果もこちらから問い合わせしなければ7月15日まで放置だったのでしょうか?放置していても大丈夫なものでしょうか?

・前回のような処置室での対応では何もハッキリとせず、検査結果を問い合わせしたり、今日のように再度来院したりと結局二度手間です。月1回の受診は診察室で診察をお願いします。7月15日も予約上は処置室となっているので変更をお願いします。キットだけ取りに来るのでは治療の意味がありません。昨日も尿意のため夜間5回目が覚めた。

→前回の診察については診察したドクターの考え方の相違もあったかと思いますが、説明不足で申し訳ありません。まずは謝罪をさせてください。

・膀胱炎の原因はなんでしょうか?

→無症候性細菌尿。菌は尿の中にあるものですが、ただ住み着いてくれるだけなら良いが食事の接種量や体調によって活発化することで膀胱炎となります。

・入院中にカテーテルを長期留置していたことが原因ですか?

→長期留置により尿が出にくくなり細菌が増殖したことは考えられます。また入院等で足腰が弱ると比例して膀胱も弱ると言われています。ただしこれは臨床的に証明されているわけではありません。

手からの膀胱感染は別です。導尿時の手洗いなど感染予防策は継続してください。

・抗生剤の服用で膀胱炎は治癒するのか?どのくらいの期間治療に時間を有するのか目安が知りたい。

→まさに今は膀胱炎治療が必要な状況です。軽度であれば導尿と飲水だけでも治る。ただ今回はそれでも悪化してるので抗生剤投与が必要です。1週間のみ切ってください。1週間のみきり効果をみます。飲み始めて2週間程度で効果が出るはずです。飲み切ったのちにも全く効果ない場合には診察日前でも良いので連絡をください。

・膀胱炎が治癒する、軽減することで尿意は無くなるのか?

→なくなります。

・再発はあるのでしょうか?どういったことから膀胱炎は誘発されるのでしょう。

→再発はありえます。膀胱に尿が溜まりすぎないように注意が必要です。

 ・残尿と膀胱炎との因果関係はあるのでしょうか?

→あると思いますが膀胱炎であるから残尿があるともいえます。確実なデータがあるわけではないです。

・膀胱炎が治癒すれば、尿意の切迫感は軽減するのか?

→軽減しますが症状がなくなるのにタイムラグがある方がいます。数日以内に正常化するはずだが、症状だけが若干残る場合もあります。

・膀胱炎と残尿との因果関係はあるのか?治癒すると残尿感がなくなるのか?

→残尿が溜まると膀胱炎になる。腎臓へもいくのでバイキン感染により腎盂炎などの恐れがある。

尿意の原因は膀胱刺激症状といいます。炎症により過敏になっているので、尿が必要以上に溜まってるわけではない。

通常は300ccまでは溜まっても尿意がないのでその程度までは許容範囲です。

・その他補足

→私は木曜は不在です。一貫性のある治療をしたいので私の診察日に来ていただけませんか。6日であればカテーテルキットもその日にわたすようにします。

当日検尿もしますが、この時点でバイキンが全て0になると言うわけではありませんが症状は改善しているはずです。

大量飲水は心臓によくないので移植外科で指示のある通り、日1.5リットル程度の飲水でお願いします。 

導尿は6回は不要です。400ccまでは許容範囲です。5回で十分です。

 

ということだそうだ。

 

無症候性細菌尿

 

無症候性細菌尿は、長期間にわたって膀胱カテーテルを挿入されている人など、特定のグループでよくみられます。無症候性細菌尿では、尿中の細菌を根絶することは困難である場合が多く、また合併症の発生もまれであることから、通常は何の治療も行われません。また、抗菌薬の投与が体内の細菌のバランスを乱し、その結果、ときとして一部の細菌を異常に繁殖させ、排除がさらに困難になる場合もあります。
尿中に異常な数の細菌が認められるものの何の症状も認められない人には、ほとんどの場合、治療の必要はありません。
ただし、その人に尿路感染症の発生が特に危険視されるような状態がある場合は例外です。例えば、次のよう状態があります。

・妊娠
・腎移植患者
・免疫機能を抑制する薬の使用
・免疫機能を低下させる病態(エイズ、特定のがん、白血球数の減少など)がある
・膀胱から尿管への重度の尿逆流がある幼児
・尿路の出血につながりうる特定の侵襲的(体に負担をかける)な手術(例えば、経尿道前立腺切除術)の前
例えば、妊娠中の女性に膀胱炎が発生すると、感染が腎臓に波及することで腎臓に感染(腎盂腎炎)が起きることがあり、それにより重度の妊娠合併症が発生して、早産につながる可能性もあります。また、尿路感染症により移植腎に損傷が生じる可能性があります。また薬剤や病気によって免疫系が抑制されている場合には、尿路感染症は、死に至るおそれのある血流感染症に発展する可能性もあります。がんに対する化学療法の後にも免疫系が抑制されることがあります。また、除去することができない特定の種類の腎結石がみられ、それにより尿路感染症が繰り返し引き起こされる場合や、尿路に対する手術が予定されている場合にも、無症候性細菌尿に対して治療が行われることがあります。

無症候性細菌尿は通常は治療の対象にならないことから、治療が必要になる条件を患者が満たしていない限り、無症候性細菌尿を特定するための検査は一般的には行われません。細菌尿の確定は、尿培養検査(採取した尿を臨床検査室で培養して細菌の数と種類を特定します)で行えます。治療が必要と判断された場合は、抗菌薬療法を行います。

 

完全に当てはまってるね。だったら、説明不足だったけど、何も治療せず、導尿を増やしただけの前回の処置室もわかるけど、本人が辛いって言ってる(症状がでてる)んだから、ちゃんと説明してくれないと、困るよね。

まぁ、次回からは、担当医が決まったことだし、今回の診察は良かったけど、ずっとこういうことが続くんだろうな…免疫抑制剤は一生だからね。減らせないみたいだし。

膀胱も腎臓も、次から次へといろいろあるよ…あ~~~病人なんてやだやだ!

 

火災保険のハガキがきて、契約者が本人になってるから、変更のお願いをしておいた。

1日おきの出勤らしく、書類が少し遅くなると言っていた。ちゃんとまだ在宅勤務してるところもあるのね。

でも客先には営業に行ってもいいって言われてるらしく、なんか違う…

とりあえず、急ぎではないので、よろしくお願いします。