3/10病棟へ移動!&敗血症の後遺症

昼間に病棟の看護師さんから電話がかかってきた。

病棟に移ったのですが、本人がiPhoneiPadがそのままになっていたから、心配していると言われて、私が荷物全部持って帰りました。と伝えた。

本人はどんな様子ですか?大丈夫ですか?と聴いたら、大丈夫ですよ、次に来るときに持って来て下さい、と言われたので、他にも必要なものがあると思うのですが、今日だったら、17時過ぎちゃうけどいいですか?と聴いたら、今日じゃなくても来れる時で大丈夫ですって言われて、透析はどうなっていますか?と聴いたら、何もしてないですよと言われた!

良かった!!!!!!!!!!

大変申し訳ないのですが、状況を教えて欲しいので、外科医から電話くれるようにお願いできますか?とお願いしたら、わかりました、と言ってくれた。

 

夜になっても外科医から電話がこない…待ちかねて病棟に電話してみた。

出た看護師さんに、今日、病棟に移ったと昼間、看護師さんから電話があったのですが、スリッパとか必要なものがあると思うのですが、って言ったら、さっき歩いてたからあるんじゃないかな?ちょっと見て来ますね、と言って見て来てくれたら、病棟のスリッパを履いてたらしい。歩いてるのか…大丈夫なのかな…?

本人はどんな感じなんでしょうか?意識は大丈夫なんでしょうか?昼間の看護師さんに、外科医から電話もらいたいとお願いしてたんですけど、まだかかってこないんですけど…って言ったら、心配ですよね、私からも電話するように言っておきますと言ってくれた。

でも、電話がかかってこない…手術なのかな?でも手術だったら、外科医不在で病棟に移動するかな?なんでかかってこないんだ?

あまりにも早い移動でびっくりだし、どうなっているんだか…電話しないのは回復してるってことって言われてはいるけど、病棟に移ったなら、状況を説明して欲しい!!!

明日、もしかしたら病院に行くことになるかもしれないから、iPhoneiPadを充電して、下着とスリッパ持って、会社に行こう。

早く経過を聴きたい!!!

 

弁護士事務所から電話。ローン会社が分断での和解金を提示してきたらしい。

去年8月末で、分断で220(元金177利息43)分断なしで390。

弁護士は本人から話を聞きたいらしいけど、今本人がどういう状況なのかわからないから難しい。まだ時間はあるみたいだから、本人が回復したら、話を聞くことにする。

ローン会社は分断の契約書があるって言ってるらしいので、それも待ち。

和解すれば、6月末までに振り込んでくれるみたい。

とにかく、いい方向に向かって欲しい。

 

 

問題は、敗血症の後遺症…

 

敗血症を乗り越えられた人はまた元のような生活をすることができます。しかし、敗血症の程度が重かったり、治療が長引いたりした場合は次のような後遺症が残ることがあります。

 
  • 認知機能が低下する
  • 筋力が低下する、関節の動きが悪くなる
  • 臓器の機能が低下したままになる 
  • 四肢を失う
 

後遺症の現れ方はさまざまです。以下ではそれぞれの後遺症について説明していきます。

 

認知機能が低下する

認知機能とは記憶・理解・判断・論理などの知的な行動を司る力のことです。敗血症の治療が長期になると、認知機能が低下することがあります。認知機能が低下すると次のようなさまざまな症状が現れます。

 
  • 記憶ができなくなる
  • 筋道をたててものごとを考えられなくなる
  • 場所や時間を把握できなくなる
  • ものを探せなくなったり、みつけたり認識したりするのができなくなる
  • 目的をもった行動ができなくなる
  • 言葉の理解や発語ができなくなる
 

認知機能の低下は薬では簡単に治せないことが多いです。このため、周りの人が患者さんの状態を把握して接し方や生活面での工夫をする必要があります。周りの人はお医者さんから患者さんの状態をよく聞いてどのような点に注意が必要なのか、その対策についてしっかり相談してサポートしてください。

 

筋力が低下する、関節の動きが悪くなる

敗血症が重症化すると人工呼吸器を装着したり透析治療を行ったりすることがあります。これらの治療は生命を助けるためには必要なのですが、身体には強い負担がかかります。治療中はベッドの上で安静にするように意識状態を低下させる薬を使うこともあります。

ベッド上での生活が長くなると、筋力が落ちたり関節の動きが悪くなったりします。治療が長期間になると自分の身体とは思えないほど自由がきかなくなっているかもしれません。

感染症の治療がうまくいき、全身の状態が整った後には必要に応じてリハビリテーションを行い落ちた身体の機能を元に戻すようにします。時間はかかりますが、毎日の取り組みが後々の生活に効いてきます。リハビリテーションは大変なものですが、その後の生活をより良いものにするために前向きに取り組んでください。

 

臓器の機能が低下したままになる

敗血症は感染症によって重い臓器障害が起こることです。具体的には、肺や腎臓、肝臓などに影響を及ぼしてその機能が低下します。敗血症の回復とともに機能が元にもどる臓器もあれば、機能が損なわれたままになってしまう臓器もあります。

例えば、腎臓は機能が一度低下すると元には戻りくい臓器です。腎臓の機能が著しく低下してしまうと透析治療が必要になります。このため、敗血症の後に腎臓の機能が低下していると言われた場合には、腎臓の機能をできるだけ保つために薬物治療を始めたり食生活を改めたりする必要があります。腎臓以外にも肺や肝臓の機能が戻らないこともあります。

できるだけ臓器の機能を長持ちさせられるように、お医者さんの言うことを理解して行動に移せるようにしてください。

 

四肢を失う

皮膚の感染症が原因で敗血症を起こした場合、治療のために手や足の一部を切断することがあります。具体的に言うと、感染のコントロールが難しく、どうしても感染を起こした部位を切り離さなければならないと判断された場合に行なわれます。

手や足の切断は簡単には受け入れがたく、精神的にもつらいものがあります。一方で、生命を救うためにはやむを得ない判断であったのもまた事実です。現実を受け入れるのは簡単ではありませんが、時間をかけて少しずつ身体を慣らしていってください。

四肢を失った場合はそれを補うためにリハビリテーションが必要になります。身体の一部を失った後のリハビリテーションは通常よりも大変です。繰り返しになりますが、リハビリテーションはその後の生活をよりよいものにするためにとても大切です。簡単ではありませんが、前向きに取り組んでみてください。もし、精神的なつらさを感じる場合にはスタッフに遠慮なく悩みや不安を打ち明けてください。話を聞いてもらうだけでも精神的なつらさは軽くなりますし、リハビリテーションにも前向きになれるでしょう。